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2019/05/15 17:00

夏の新商品『極めろん大福』が販売開始です。

極めろん大福にメロンを提供頂いている方波見(かたばみ)農園の方波見さんですが、初対面の際、いきなり肥料について30分以上ご説明頂き、『こりゃ筋金入りのメロン栽培マニアだな…』と感心しまして、現物を食べる前から卸して頂こうと心に決めていました(笑)

肝心の栽培については、ミネラル分やバクテリアなどを使った土作りに始まり、水分管理、温度管理を徹底されており、メロンに含まれる旨味成分や抗酸化作用物質が一般的なメロンと比べて3〜5割増になるそうです。
方波見さん自身、『単に美味いだけではなく、記憶に残る味のメロンを作りたい!』と日頃から仰ってまして、実際、単純な甘みだけではなく、香りや味に深みがあり、しっかりと記憶に残るメロンとなっております!


 
丸三老舗のこだわりとしては『メロンに乳脂肪分はあわない!!』と前々から思っておりましたので、よく見るフルーツ大福とは一線を画し、生クリームやらクリームチーズなどは一切使わず、本当に美味しいメロンの本来の美味しさや香りが伝わるよう、メロンの果肉、メロン果汁を練り込んだ白あん、羽二重餅だけでシンプルに仕上げています。

このあたりは他の極大福シリーズとも共通してますが、やはり良い素材を使う以上は、生産者さんの努力やこだわりをリスペクトし、素材の良さがダイレクトに伝わるよう、作り手のエゴや自己満足は排除し、裏方に徹しようと心掛けています。もちろん、老舗和菓子舗として、餡や羽二重餅にこだわりはありますし、それだけでも美味しいとは思います。
…が、売りたいのはフルーツ入りの大福ではなく、フルーツが主役の和菓子です。大福が主役にならず、後味までフルーツが残るようなバランスで調整をしています。
茨城を代表する老舗の和菓子屋として、果たしてそれが良い事なのか悪い事なのかは分かりませんが、この時ばかりは菓子屋というよりは、若旦那自らが足を運び、本当に美味しい農産物を作られている茨城屈指の生産者さんを全国に向けてPRし、ひいては北海道に次ぐ農業王国茨城の魅力を伝えるプロモーターの感覚に近いかもしれません…!

ということで、販売開始までもう少々お待ち下さい!!

なお、例年であれば、5月下旬以降に高島屋さんなどで催事販売するところではありますが、この情勢では催事出店も難しいかなと。。。
丸三老舗店頭、及びBASE店での販売がメインになると思いますので、
是非今のうちにお気に入りショップの登録をお願い致します。